焦る(昔は出来たのに)
みなさんこんにちは、
今日は「焦る(昔は出来たのに)」について書いていきます。
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白川太郎先生の特別講演会の話に感化されて、短かった睡眠時間を改善するために、夜は23時には就寝するように心掛けて今日で三日目、朝方4時過ぎには必ず目が覚めて再び寝る。という生活が続いています。
こんなに健全な生活をしていたら、とてもリアルな手に汗にぎるような夢を見ました。当然この夢は寝ながら視聴しました。←視聴じゃないのでは!?
私が以前は土木の施工管理技士をしていたことをお伝えしたことがあると思いますが、記憶にない方もおられるかもしれませんので少しだけ仕事内容をご説明しておきます。←別に求められていないかもしれませんけど( ´艸`)
公共事業における土木工事には、必ず施工管理者という資格を持っている技術者が必要で 1)安全管理 2)施工管理 3)工程管理 4)品質管理 5)原価管理などの管理を行います。
その他に、現場における現場測量と、やり方と言われる丁張掛けも仕事の一つで、工事の施工図面を見ながら座標計算をして構造物の位置を測量で決定するのです。
施工図面から構造物の位置を座標計算で出すためには、やはりコンピュータによる測量専用のソフトが必要になり、複雑な計算を専用ソフトを使って計算することが必要なのです。
ここで夢の話に戻るのですが、
測量計算をする必要があるのに測量専用のソフトがないために計算できないでとても焦っている自分がそこにはいました。
「困ったな~」と呟きながら
「あのソフトさえあれば計算できるのにな~」と考えていました。
確かに測量専用のソフトさえあれば座標計算ができることは分かっているのに実際にはソフトが無いわけです。
あなたならこのような時にどのように考え、どんな行動をするのでしょうか?
1)これから高額の測量専用のソフトを購入して座標計算をしてから測量を行う。
2)全く別の方法を考えて行ってみる。
あのソフトさえあればできることは分かっているからこそ焦るのです。しかし、実際にはソフトは無いわけなのでもっと焦る。
このようなことを考えながら少し薄っすらと汗をかいた状態で目が覚めました。
(ここからは現実です)
この夢がどんなことを示唆するのかを考え始めました。
これから高額のソフトを購入して仕事を進めるのか、それとも他の方法で仕事を進めるのか。
私は、2)全く別の方法を考えて行ってみるのならば、実際にはどんなことができるのだろうかと考え始めました。
そうだな~、ソフトという、ある意味道具やツールが揃えばまだまだ現役でできるはずだと思うから焦るわけだから、いっそのこと他の人にお願いしてみたらどうだろうか。(外注する)
他には、既にそのようなソフトを持っている人と組むことで、もっと効率的に仕事ができるのではないだろうか。(アライアンス、ジョイントベンチャー)
※アライアンスとは 「アライアンス (Alliance)」は、日本語で「提携」「同盟」「連携」などと訳される言葉です。 ビジネスシーンでは、企業同士の業務提携や戦略的同盟などを意味し、「アライアンス契約を結ぶ」「アライアンス事業を起こす」「アライアンスパートナーと協働する」という使い方をします。
※「ジョイントベンチャー」とは、複数の企業が共同出資を行い、新会社や新規事業を立ち上げることを指します。 「合弁企業」「共同企業体」と訳されることもあり、土木建築業界では「JV」と呼ばれることが多いです。
そもそも焦る理由は、全てを自分でやろうとするから、昔ならできたのに今はできるだろうかなどと下手に考えるからではないでしょうか。
時代が変わってしまい20年前の測量技術などは現代では通用しないのです。コンピュータ技術とドローン技術の目覚ましい発達によって、今では測量する範囲を指定してからスタートのボタンを押すだけで自動的にドローンが測量してくれる技術があるのです。
そうであるならば、昔取った杵柄に頼るのではなく、もっと効果的な方法を知っている人や、やっている人と組むことの方が良いのではないかと考えたのです。
そうすれば、焦燥感に襲われることもなく楽しく仕事ができるのではないかと思います。
とは言っても、実績が上がるまでは試行錯誤の繰り返しと忍耐という精神的な苦痛はしばらくの間は続くと思いますが、「石の上にも三年」という考えで取り組んでみたらどうでしょうか。
「この続きは、明日の心だ~!」
という懐かしすぎるフレーズで終わりたいと思います。
From 愛用者の佐々木専務
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