体内のどこで水素を作るのか
みなさんこんにちは。
今日のテーマは、
「体内のどこで水素を作るのか」です。
最近の勉強会で、よくいただく質問があります。
それは、
「では、私たちの体内のどこで
水素(H₂)や水素イオン(H⁺)、電子(e⁻)が作られているのですか?」
というものです。
そこで今回は、
水素(H₂)や水素イオン(H⁺)、電子(e⁻)の話に入る前に、
まず“ミトコンドリア”について少しだけ整理しておきましょう。
ミトコンドリアの役割とは?
ミトコンドリアは、
1つの細胞の中に約1,000個〜10,000個ほど存在している
と言われています。
この細胞内のミトコンドリアは、
- 酸素(O₂)
- 糖や炭素(ブドウ糖・炭水化物・タンパク質)
- 水素イオン(H⁺)
- 電子(e⁻)
これらを材料にして、
ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源を作り出しています。
ATPが担う、私たちの生命活動
このATPというエネルギー源を使って、
私たちは
- 心臓を動かす
- 筋肉を動かす
- 体を支える
といった生命活動を行っています。
さらに、
ATPは
- 髪
- 皮膚
- コラーゲン
- エラスチン
- ヒアルロン酸
といったタンパク質の合成にも深く関わっています。
水素分子ではなく「H⁺と電子」が必要な理由
ここで重要なポイントがあります。
ATPを作るためにミトコンドリアが必要とするのは、
水素分子(H₂)そのものではなく、
水素イオン(H⁺)と電子(e⁻)なのです。
では、その
水素イオン(H⁺)と電子(e⁻)は、
体内のどこで、どのように作られているのでしょうか?
水素は「腸内」で作られている
答えは、腸内です。
私たちの腸内には、
善玉菌の中に「水素産生菌」と呼ばれる菌が存在し、
そこで水素分子(H₂)が作られています。
しかし、
ミトコンドリアは水素分子(H₂)のままでは働くことができません。
そこで登場するのが、
水素産生菌の中に存在する
「ハイドロゲナーゼ酵素(hydrogenase)」です。
この酵素の働きによって、
水素分子(H₂)は
水素イオン(H⁺)と電子(e⁻)に分解されます。
加齢とともに起こる変化
年齢を重ねるにつれて、
- 腸内の水素産生菌
- ハイドロゲナーゼ酵素
これらが徐々に減少していくと考えられています。
その結果、
- 水素分子(H₂)
- 水素イオン(H⁺)
- 電子(e⁻)
の量も少なくなり、
ミトコンドリアの働きも弱くなりやすくなるのです。
エネルギー生成力の低下が意味するもの
水素イオン(H⁺)と電子(e⁻)を使った
ATP(アデノシン三リン酸)の生成能力が低下すると、
- 体を動かす力
- 回復する力
- さまざまな生命活動の効率
こうした多くの能力が低下していく可能性があります。
「この続きは、明日の心だ~!」
という、懐かしすぎるフレーズで
今回は締めくくりたいと思います。
From 愛用者の佐々木専務
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