病は気から
みなさんこんにちは、
今日のテーマは、「病は気から」です。
毎回、私の笑顔の写真を見てどのように感じられるのかわかりませんが、病気になると気弱になってしまうのは事実のようです。
前回のブログでもご説明しましたが、インフルエンザA型の5日間の処方された薬がなくなると、嬉しい反面、もう大丈夫なのかな~と一抹の不安を感じてしまうのも「病は気から」なのかもしれません。
ここで少しだけ、「病は気から」についてご説明いたしましょう!
「病は気から」の語源は?
「病は気から」の語源は、中国最古の医学書『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』にある「百病は気に生ず」と言われている。先述の通り、現在では「気」は「気持ち」の意味だが、この本が表す「気」の本当の意味は少し異なっている。
漢方医学においては、人間の体は「気」「血(けつ)」「水(すい)」と呼ばれる3つの要素によって成り立っており、このバランスが崩れると病気になると考えられていた。この場合の「気」は体を巡る生命エネルギーそのものを表し、「百病は気に生ず」は「生命エネルギーの乱れがあらゆる病気の原因となる」ことを指している。現在の漢方医学でも「気・血・水」は不調をはかるものさしとして用いられ、治療法を決定するための大事な要素とされている。
「病は気から」は医学的にも根拠がある?
「病は気から」とは言うものの、実際に体調が悪い時、気持ちの変化で体調が良くなった経験がある人はあまり多くないだろう。中には、病気で辛い時に周囲の人から「病は気から」と言われ、この言葉が嫌いになった人もいるかもしれない。しかし、「病は気から」がまったく根拠のない嘘というわけでもない。
多くの研究により、心理的なストレスを強く感じる環境では、免疫力が低下しやすくなり体内の炎症を悪化させることが分かっている。また、多くの臓器に悪影響を及ぼし、高血圧や糖尿病、心臓病などのリスクが高まることも知られていることから、「自分が感じているストレスに対してどのように行動したか」が病気に影響するとも言える。実際に、ストレスを感じている時に、ポジティブな対処行動を取れる人の方が炎症を起こしにくいとの研究結果もあるようだ。
どうしても病気になると気弱にもなるし、自分の体調に不安を感じてしまうのは仕方ないことのようである。
ここで、誰かに「大丈夫ですよ!」と背中に太鼓判を押してくれるような専門家が欲しいものである。
人間は昨夜まで悩んでいた体調に対して、気分が変わることで全く体調のことを忘れてしまうようなところもある。
全く、「病は気から」なのである。
「この続きは、明日の心だ~!」
という懐かしすぎるフレーズで終わりたいと思います。
From 愛用者の佐々木専務

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