老いを感じる時
みなさんこんにちは、
今日のテーマは、「老いを感じる時」です。
私が幼い頃に次のように信じていました。
人は厄年というものを迎える時に死ぬのだと。
だから、父は42歳になると死ぬのだと信じていたのです。
私の傍には50歳を超えた祖父がいたのに、なぜかそのように信じていたのです。
そんな父も現在86歳になり、畑で野菜作りに燃えています。それも元気で!
いつの間にか私も60歳になりました。年齢がひと回り上の人からは、「いつまでも若いね」と言われるのですが、確かに私はあなたよりも若いです。そして、いつまでもあなたの年齢には追いつくことはありません。←ここは笑っていただきたいところです!
さて、今回のテーマである「老いを感じる時」なのですが、
それは朝方です。私は毎朝起きるとすぐに決まった書物を読むことを日課にしています。しかし、目がかすんで、少し大きめの文字で書かれた文章を読むことができません。私にとって目の衰えこそが、老いを感じる瞬間です。
そして、「老いを感じる時」の2つ目は、時間の流れが年々速くなってきていることです。毎年、正月を迎えたと思ったら、あっという間に大みそかになっている感覚が、かれこれ何年も続いています。
一昔前に話題になっていた、長寿の金さん・銀さんの時間の流れは、3日があたかも1日のごとく流れているとも言われていました。これから更に時間の流れが速まるのかと思うと、まるでジェットコースターに乗っているようなものかもしれません。ジェットコースターは体感速度が速いだけではなく、恐怖心も伴います。
「老いを感じる時」の最後は、布団を敷いて、自分の体を布団に潜り込ませ、さあ眠ろうとした瞬間に、「極楽、極楽」という言葉が何気なく口から漏れている自分に気づいた時です。これは、私の母が老いてから、布団に入って眠る時に発していた常套句でした。そんな母は未だ健在です。
多くの人は認識したくはないでしょうが、老いについて考える時に
確実にいえるのは、人は生まれた瞬間から死に向かって近づいているということだ。できるならば、いつまでも健康的に少しづつ老いていきたいものだ。
痛いのも嫌だし、苦しいのも嫌だし、辛いのも嫌です。
できることなら、楽しく、幸せに、そして健康で年を重ねられるならば、それは素晴らしいことだと思います。
「この続きは、明日の心だ~!」
という懐かしすぎるフレーズで終わりたいと思います。
From 愛用者の佐々木専務
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